子育て

4歳長女としつこい霰粒腫(さんりゅうしゅ)との闘い

目薬

霰粒腫=「さんりゅうしゅ」と読みます。いわゆる「めいぼ」。

小さなころから何度も繰り返しまぶたに霰粒腫ができる長女。今年もできてしまい現在治療中です。「またか…」と正直ウンザリ…。

同じようなお悩みをお持ち方の参考になるかわかりませんが、長女の治療遍歴等について書いていきたいと思います。

霰粒腫とのつきあい

はじめて長女の眼に霰粒腫ができたのは1歳の夏ごろでした。

瞼が赤く腫れていてびっくり!慌てて眼科を受信したところ「霰粒腫」だと診断されました。

霰粒腫

↑2歳ごろの写真です。左右上下にできています…

霰粒腫(さんりゅうしゅ)とは?

  • いわゆる「めいぼ」の一種
  • まぶたにある「マイボーム腺」という、眼に脂質を分泌する腺が詰まってしまい、まぶたの中に分泌物がたまってしこりになり、腫れたり赤みを帯びたりするもの。

人に感染したりはしません!

幼児の霰粒腫治療

大人なら「切開して中の脂を出して終わり」だそうなのですが…

幼児の場合は大人のようにじっとしているのが難しいため、もし切って脂を出すとすると「1泊入院して全身麻酔下で手術を行うことになる」と言われました。

毎年何度も繰り返しできる霰粒腫。その度に全身麻酔というのは体への負担が大きすぎるので、点眼や塗り薬等でごまかしながら、自然に体に吸収されたり、しこりが破裂して脂が出てきてかさぶたになって治るのを待つ…という形で毎年乗り切っています。

長女の場合…

  • 脂が体に吸収されるまで1ヶ月以上と長くかかることも多々ありました。
  • 破裂するパターンの方が早く治りました。
  • 上瞼の方が破裂しやすかったです。
  • 両眼にできたり、上下両方できたりというパターンも…

本人は平気だけど、周りが心配…

赤く腫れたまぶたはとても痛そうですが、脂がたまっているだけなので、本人は痛くも痒くもないのだそうです。

とはいえ…やっぱり可哀そうだし、周りの人に「どうしたの!?」「大丈夫なの!?」と心配されたり聞かれまくるのは親としてはなんとも辛いです…

毎年繰り返しています…

長女の場合、毎年5月6月といった初夏の時期になると霰粒腫ができ、秋ごろになると落ち着く、という傾向にあるようです。

食事が脂っこいのだろうか…等色々悩みましたが、思い起こせば生まれた日から目やにが凄かった長女。体質なんだろうなと思っています。

眼科医いわく、常在菌のバランスにより、霰粒腫ができやすい人がいる、とのことでした

親にできることは…

眼科医に「アイシャンプー」を勧められて…

毎年毎年できる霰粒腫に本当にうんざりで…。眼科医に「何かできることは無いでしょうか…」と相談したところ「アイシャンプー」を使用することを勧められました。

  • 1週間に2回程度使用しています
  • まつ毛が生えているあたりをくるくるとマッサージするように洗浄して水で流します
  • 眼に入ってもしみないそうです

使用してみて…

これを使い出してから暫く収まってはいたのですが…

先日また上瞼に霰粒腫ができてしまいました…。

なので「絶対防げる!」「これで解決!」というたぐいのものではありません。

しかし目元を洗浄して清潔に保つことは大事ですし、何もできない中で唯一の親ができることなので、使い続けている…という現状です。

同じ状況で「何かできることはないかしら?」とお考えの方にお勧めします。ママのまつ毛ケアにも使えますよ!