霰粒腫=「さんりゅうしゅ」と読みます。いわゆる「めいぼ」。
小さなころから何度も繰り返しまぶたに霰粒腫ができる長女。今年もできてしまい現在治療中です。「またか…」と正直ウンザリ…。
同じようなお悩みをお持ち方の参考になるかわかりませんが、長女の治療遍歴等について書いていきたいと思います。
霰粒腫とのつきあい
はじめて長女の眼に霰粒腫ができたのは1歳の夏ごろでした。
瞼が赤く腫れていてびっくり!慌てて眼科を受信したところ「霰粒腫」だと診断されました。
↑2歳ごろの写真です。左右上下にできています…
霰粒腫(さんりゅうしゅ)とは?
- いわゆる「めいぼ」の一種
- まぶたにある「マイボーム腺」という、眼に脂質を分泌する腺が詰まってしまい、まぶたの中に分泌物がたまってしこりになり、腫れたり赤みを帯びたりするもの。
人に感染したりはしません!
幼児の霰粒腫治療
大人なら「切開して中の脂を出して終わり」だそうなのですが…
幼児の場合は大人のようにじっとしているのが難しいため、もし切って脂を出すとすると「1泊入院して全身麻酔下で手術を行うことになる」と言われました。
毎年何度も繰り返しできる霰粒腫。その度に全身麻酔というのは体への負担が大きすぎるので、点眼や塗り薬等でごまかしながら、自然に体に吸収されたり、しこりが破裂して脂が出てきてかさぶたになって治るのを待つ…という形で毎年乗り切っています。
長女の場合…
- 脂が体に吸収されるまで1ヶ月以上と長くかかることも多々ありました。
- 破裂するパターンの方が早く治りました。
- 上瞼の方が破裂しやすかったです。
- 両眼にできたり、上下両方できたりというパターンも…
本人は平気だけど、周りが心配…
赤く腫れたまぶたはとても痛そうですが、脂がたまっているだけなので、本人は痛くも痒くもないのだそうです。
毎年繰り返しています…
長女の場合、毎年5月6月といった初夏の時期になると霰粒腫ができ、秋ごろになると落ち着く、という傾向にあるようです。
食事が脂っこいのだろうか…等色々悩みましたが、思い起こせば生まれた日から目やにが凄かった長女。体質なんだろうなと思っています。
眼科医いわく、常在菌のバランスにより、霰粒腫ができやすい人がいる、とのことでした
親にできることは…
眼科医に「アイシャンプー」を勧められて…
毎年毎年できる霰粒腫に本当にうんざりで…。眼科医に「何かできることは無いでしょうか…」と相談したところ「アイシャンプー」を使用することを勧められました。
- 1週間に2回程度使用しています
- まつ毛が生えているあたりをくるくるとマッサージするように洗浄して水で流します
- 眼に入ってもしみないそうです
使用してみて…
これを使い出してから暫く収まってはいたのですが…
先日また上瞼に霰粒腫ができてしまいました…。
なので「絶対防げる!」「これで解決!」というたぐいのものではありません。
しかし目元を洗浄して清潔に保つことは大事ですし、何もできない中で唯一の親ができることなので、使い続けている…という現状です。